でここでこのゲームの『ドキドキ』は少なくとも恋愛要素ではなく
ゲーム外まで波及するホラーゲーだということ、
言うて俺もこのゲームに対してギャルゲーとは言ってないぞ?ノベルゲーとは言ったが…
なので後は流れを見た…結論稲葉氏が小ネタ回収してくれるのでオチはみた。
次の要素ユリのルートを動画スキップしながら確認。
案の定ヤンデレ化していくが度が過ぎて趣味のナイフ集めから、
そのナイフで自分をめった刺しにして自決
ゲームがバグってしまい進行がプレイヤーからできなくなったので
何100行のバグテキストを読まされ(未読スキップ可能)ゲーム内の時間を進め
例の土日を経たせ登校してきたナツキはユリの死体をモロに見てしまい嘔吐。
(立ち絵CGあり、嘔吐し過ぎだろうけど、まあ実際2日も放置された
目の色がなくなった死体の周辺に乾いた血、
ゲームからは匂いが嗅げないが死臭をモロに浴びたら、まあ俺もわからん。
量は別にしても俺も吐くと思う。
ちょっと違う話かもしれないが月姫で序盤、
遠野志貴がアルクェイドをバラバラにした際
嘔吐するがあの時も死臭(血の匂い)より今そこに生きていた人
(運良く?真祖の姫だったけど)が
死んでしまった悲しさから吐いている。
その後「君を殺してしまった、ごめん、まずはその事(襲いかかったこと)を
謝らなければいけなかったのに!」と
泣くシーンが凄くいい、だって普通に暮らしていたらそんなセリフは出ない、
この世の中で『一生で一回は言ってみたいセリフ』では言えないからな、
生き物は死んだらそこで終わりなんだから、
『君を殺してしまった』なんて言う対象はもういないんだから、
だから精一杯生きよう!…やっぱ違う話だな、これ。)
ナツキ嘔吐後逃げ、その後モニカが現れ
「あの娘達はプログラム、だけど私はこの世界が作られている事を知った、
だから貴方(プレイヤー)に会いたい」と
ゲームの全て壊しモニカがひたすら語りかけてくるツールとなる
起動すればタイトルもなく「おかえり」と言ってくれ、
勝手に去って(強制終了して)も次回起動で
怒られることもなくまた話しかけてくる。
(アズレンはIDに対して最終ログイン日を計算しており
復活した人に「○日間経ったにゃ」と手紙をくれるが…)
普通にゲームを買ってエンディングとして終了するならここまでで
結果モニカが神だった
(正確にはあの世界は文芸部の部長=世界の真理を知る神になれる、後に解説)
となるが、結局俺にとってはモニカもプログラムよ。
ポニテフェチには申し訳ないが俺はサヨリの方が好み!
モニカも自分自身でヒント言っている
「私にはキャラクターファイルがあってそこから貴方(プレイヤー)に話しかけている」と
じゃあ、ゲーム外でモニカをプレイヤーが抹消したら…?
ここが俺の言う『ゲーム外まで波及する』という部分。
そこを含めての攻略としてモニカ抹消後、
ゲームシステムがヒロインがいないと判断され
サヨリ、ユリ、ナツキの3キャラを復活させ、サヨリを文芸部部長に任命。
文芸部部長はもれなく(ゲーム内)世界の真理を知る権利を得るわけで
これまでの経緯、サヨリが鬱持ち、一度自決している、
もともといたモニカの仕組んだこと
それをプレイヤーがモニカを消し再びヒロイン達を復活させたこと
この経緯を聞けば、ゲーム内のキャラとはいえ…
というか自分だったら鬱病の根源を教えてくれて
それでいて悪さをしていた奴がいて、それを倒してくれた。
というのを知ったら流石の俺もそいつ
(この場合はプレイヤー、俺たちで言えばネ申ともいうのだろうか?)に
感謝するし、どんな方なのか?会ってみたいと興味が湧く。
これをサヨリもやろうと、俗に言う『画面の中から出てこい』的な事を
やろうとするがやはり現実の事例でゲームキャラが
現実には出てきた例はないので
ゲームウィンドウがヒビ入る演出はあるが
実際のテレビ画面モニターには何も起こらないわけで
最終的にモニカが(恐らくゲームシステムに隠れていた残思念?)サヨリを止めて
またゲームを壊してしまう。
あまりにゲームがめちゃくちゃになってしまったので
モニカが「びっくりさせて、ごめんなさい」と
謝罪の手紙を残しゲームは終わりとなる。