2014年7月18日金曜日

男の料理はかっこいい!


なんだか中華?というか定食みたいなのを食べたくなったので
まあ孤独のグルメっぽい気持ちで噛みしめようと入った
午前の現場の近くで終わりも11時台、午後は13時からだったので割と早足で食事の後移動したが…

店に入ると「こんにちはー、どうぞー」と女性の人
「いらっしゃいませ」じゃあないんだ、カウンター席3席、2人テーブル3席?4人テーブル1席?
小さな店だ、カウンター奥は厨房というよりは台所で30歳位の若いイケメンがクールにいる。
感じからして夫婦経営なのだろう、若いからこそ出来るチャレンジである。
俺はメニューを再確認しランチもあったがラーメンと鉄板焼きと店前にあり
鉄板焼きが自信作かな?とキッチン友を思い出す。
焼き物が自信作ならラーメンよりチャーハンかな?と焼飯を頼む、
大和中央の大和警察署の近くにあるので立地は悪くない外の通りも人が多く
10台位可能の8時間最大500円パーキングもあるので車でも行くには苦労は無いはずだ。

注文をした後はロードオブワルキューレでもやってボスでも叩こうとしたが
これだけ厨房が近いのでイケメンさんの料理を見ようとした。
実はニコニコで料理動画にハマっておりなんかふらっと見ていた、
今までは廃ポとかルーツさんだったのに…
でイケメンさん米をだしチャーシューを細く切り、深いフライパンに油を入れて
ガスコンロで暖めつつクッキー缶に塩や胡椒を補充しフライパンが温まったのを見はらってか
余分な油を取り米とチャーシューなどを入れ炒める、すまん確か順番があるはずなんだが
料理しない身としてはここらへんはうろ覚え、だけど玉子は片手割り。
料理動画見始めて俺が一人暮らしでいらなかったはずの料理に実は少しだけ興味があるという…

火を通しながらクッキー缶の調味料で味付けをするサジとかを使っているわけでなく
目分量なんだろう料理動画でもサジって使う人はあまりいないと思うこれが男の料理?
もっとを言えばキッチン友はほんとうに丁寧だった。
でも若い男の料理はかっこいい!純粋にそう思った。

ででかくて深いフライパン?を手首のスナップを効かせ米を舞うように炒める。
本当に絵になる、そうやって米を回しながらでかいお玉で拾い込みドーム型にして皿に盛る。
こうやって出てきた焼飯は女性の人が用意していた酢で和[あ]えている小皿のサラダと
ラーメンスープを出してくれる。

ここ数年で俺は「美味しそう」って言葉は使わなくなった、だって店だろうがコンビニだろうが
そこに『料理』ってのがあるとおり、絶対に誰かが手を加えて存在するものだから
それは間違いなく『美味しい』を一に目的としたものだから感じ感じの感情は失礼だと思っている。
だからある程度料理ができてくる頃には「これはうまいな」と断言するようにしている。
これもそう余分な油を抜いていた時点で俺はそう確信していた。

熱いうちに焼飯を口の中へ、うんっ!単純に美味しい。
俺もなかなか料理には恵まれている家に生まれたがおかんの作る料理で
唯一好きになれないのがチャーハンである、ガキの頃は大好きだったんだが
おかんが中華料理屋でパートしていた時にその店のパラパラチャーハンを食べて世界が
変わった、おかんには悪いがパラパラチャーハンはできないの?ときいたが
 「道具も火力(初期型のIHなので)もないわよ、諦めなさい」と言われた。

久々に口にするパラパラチャーハンに感動を覚えサラダもスープも食す。
終盤で涙腺が壊れた、というのも今週信じられない状況でガチ凹みをこの週末にしていたので
その前の日の晩はコンビニ飯で満足に食べず、睡眠もほとんど取れなかったので
俺みたいなゴミクズ以下にイケメンさんの経験と技術と想いの詰まった
この焼飯を出してくれたことにガチ泣きしてた。 明日目くらいまで長くなった
髪を切ろうとしていたので涙は見られなかったと思うが店舗を出て駐車場まで
行って駐車料金払って車に乗ったら涙が止まらなかった、やよいちゃんを笑えない。

涙飯というのもあれだがそもそも『泣くほど美味かった』とはまた違う意味合いだが
俺はこの店『シバライス』さんを忘れない、家から遠くはないが仕事柄なかなか機会がないと
行くこともは難しいがもう一度言わせて欲しい。

うまかった、ありがとう。

食べることの喜びをイケメンさんが教えてくれた思い出の店として
落ち込んでいた俺に元気をくれた素敵な店としてここに載せさせてください。