2019年12月27日金曜日

打ち切りという名の騒然1(年末コラム)

今年のコラムです(書いているの4月くらいなんだけど…ちょうど2018年の美少女列伝貼っているよww
もうよくわかんねーよww)
まあそんな早くに締めものを書いているのも意味があってこの2019年1月に愛書だった『あんハピ♪』が終わった。
これに思う悲惨さ、これを超ネガティブに語って終わりとする。

まずこの作品について、キャラクターは本当に良い。言えば杏が2016年筆頭となるほど
動きのあって魅力的な仲間がいて劣等も強みも意志もある強い娘。
そう杏にはなにも落ち度もなく連載が終わった現在も杏自体の評価は変わらず『光の花小泉杏』として降臨している。
(そのネタやるのか…;えっと長く語ったLoWエンジェルの時に少し書いたがエレメント美少女的な位置づけ
一応作って放置していた;
『火のレッドエンジェル遥』(ゆかりちゃんにハマるきっかけ)
『水のれいか様(青木れいか[麗華])』(プリキュアにハマったきっかけ)
『風のワルキューレ エンジェル』(サービスの終了したロードオブワルキューレにいた今までにいないキャラ)
『土のガイアセ…崎坂絵梨奈』(初エロゲーのメイドさん・あいあんめいど)
『光の花小泉杏』(花守ゆみりさんにハマるきっかけ)
『闇のキャプテン・アセロラ』(後にボイスついた(諸星すみれさん)けど、ボイス無しの筆頭枠))
いつもどおりネタバレ全開で進めるが9巻が終わる時にやっと牡丹の妹が出てきて
言えば姉LOVEナイトみたいな感じなんだがなんか力弱くて…
と思いきや続き物で10巻最初でも話題があって掘り下げたんだけど…
あとはきららの宿命なのか男性が殆どで出ず(校長は出たんだよ)、
杏の父は船長さんということで普段は航海中で家に居ないとの設定も出てきたのに
増ページということもなく10巻で終了と、役者がだいぶ揃った
前に言ったことは回収するスタイルを取り更に面白くなったのに終わり!と
ちょっと待って下さいよ、別に病気でもなく同時で『精霊さんの難儀な日常』も
連載始まってこれまた質の良い
きらら4コマが出てきたのにそんなに大変なのか?月1連載って。
いや確かに白黒とは言えイラストレーターばりの毎ページを仕上げているのにというか終了はないだろ。と

で10巻を掘り下げるとその牡丹の妹の話の続きと杏の動物園での話と雲雀の家族の話で
本の半分ちょっとが動物園での話で構成されている。
言えばラストトラブルとしてアレだけ雲雀が涙流した春休み編がたった2話3話で終わり団円と
しかも酷いのが雲雀が海外にいる家族に合うのにやっと杏に背中を押され嬉し泣きで
雲雀が春休みに近くに居なくなるからと寂しさで涙流す杏を描いたのに
その春休みをぶち抜いて新学期が始まり「これからもよろしくね~」で終わるという、
その涙の意味はなんだったの!?
なんか「もう2度と会えないかも」と不安にもなってんじゃあないかよ!?
アニメじゃあなくてガチの原作でやったら盛り上がりないだろ!
せめてもう一冊出して春休み編としてやっぱり雲雀が家族に冷たく不憫な扱いを受け
その場で絶望していた雲雀に杏が電話してきて「これから会いに行くよ!」と
たかだかチケットとパスポート取って飛ぶだけだがいつもの不幸が障害になって
やっとの思いで雲雀のところにたどり着いたボロボロの杏を雲雀が逆に叱って泣いて
現地に居た猫とかに杏が初めて好かれて
牡丹達も雲雀が苦労していることを聞きつけて響も迷子になりつつもみんな集合して
「みんなで帰ろ!」ってして新学期が始まって大団円でよかったじゃあないか。
なぜここまで描かせて貰えなかった!?

まほろさんを越える酷いというか足りない終わり方だった。
またその直前で「幸福クラスは実は勉学にも運動にも転出できる」なんて後付が始まる。
1巻の時は「3年間幸福クラスとして頑張ってもらいます」って言ってたのに、まあ後付が悪いとは言わないが
その選択技もそこまで広がった会話にならず、「勉学行く?運動行く?」も簡単な問いでみんな「どうしようか…」と
発言しただけで結局みんな幸福クラスに残るんだが「やっぱりみんなとバラバラになりたくない!」など
意志が固くなる描写も一切書かずに弱く浮いた障害の中終わってしまう。

全体の流れとしてはプール、運動会、オリエンテーション、進路決定など行事が一通りは1年の間では多くやってはいて
確かに2年目以降ってネタ不足もあるかも知れないがそこは取材とかでなんとかして欲しかった。
でもそれよりも思ったのがあんな淡白に終わったのはなにか理由があると勘ぐってしまっている。
言えば冨樫先生みたいにめっちゃ売れたからなんか書く気ないとか書く必要がなくなったとか飽きたとか
結局は金なのでまあそれだったら仕方ないとも取れるんだが精霊さんの連載が始まったこともあり
お金にも余裕ができたと考えにくい。

で思ったのが打ち切り説というわけ、アニメ化までしたのに原作売れなかったのかな…(つд⊂)エーン
トラブルが確かにシャレにならないハラハラを表現しているが
(アニメでもあったプール授業に雷が落ちるやつ、体育祭で手引きロードローラーが爆走していたり)
そこら辺の描写も込めて話の構成はピカイチだった。それだけにあのラストはありえない。
無理矢理あと2話で収めて下さい、巻数は10巻で終わりです。と
昔 魁!クロマティ高校が17巻で終わる際に最終回は作者の体験でいきなり電話かかってきて
「今回で終わりでーす^^」「え"っ!?」って書いているのでこれだって野球のクロマティ選手に
訴えられそうになっていたりと問題のある作品ではあったがアニメにもなっているのに
なんていうか無責任だよ、いや今更か自分の身を守れるのは自分だけそういう事
にしても本当に酷い終わりだった。基本アニメ見て原作を突撃して
原作確認しながらアニメを見比べるスタイルであとは原作勢に乗っていけば
アニメ難民にもならずいれるのにあんハピ♪だけはアニメで終わってよかったとも言える。
(結局は物足りないって我儘言っているだけなんだけど…)