2016年2月8日月曜日

賢者の遺産11 ~病院編6~

その後退院して施設へこの時が最後の会話で様子は変わらずだった。
俺もこの時千葉からの糞仕事が長引きろくに寝れなかったままの訪問だったので寝落ちてた。
んで金の説明じゃなかった介護の説明でキレそうになった(ただの寝不足じゃね?)

まあ成るべくしてというのは、本当に食事に関して関心がないということ
一応施設も点滴はやってくれたが
栄養足りないのでだけどある意味眠る準備をしているのかとも考えた。
認知によって空腹中枢がぶっ壊れるというのもあるみたいだが真相は不明。
だが「死ぬ準備をしろ」って訳ではないが何かしらの考えや本能的何かがあったのかと思う。
そもそも普通の人だったらシニタクナーイな訳であの爺さんだからこその覚悟の決め方
というのがあったのかもしれない。検査入院の時点で俺はそう思うようにもなった。
まあ実際普通に生きたいという気持ちが実はあったのなら結局は介護施設という名の姥捨山に
入れた時点で俺たちは殺人罪だ、実際自宅介護を懸命にやった人でも別れが来た場合
まず悲しむ前に警察に現場検証をされるからね。
「介護するふりして殺した」という疑いをまずかけるという、
俺らはその疑いをかけられないようにするため施設に高い金払って捨てたようなもんだ。
まあその結果大晦日に連絡きて施設ですぐ死亡診断書書いてもらって
三ヶ日は火葬場がやってないので葬儀屋に一週間も遺体を安置してもらって
火葬のスケジュールを組んでもらった。