2016年2月4日木曜日

賢者の遺産9 ~病院編4~

介護の真の実態はこういう事で結局は金だとやっぱり人間一人で生きていくしかないのだから
こうなったらさっさと姥捨山(うばすてやま)するしかない。介護は大変だ、そしてビジネスだ。
というのが改めてわかった、安月給で頑張ってる人は本当にまあなんだ「アノ」気持ちはわかる
「ヤリ」たくなるのも…厄介事だけどそれでも不公平だ。
ブラックジャックじゃあないけど飛行機内事故で議員と子供が怪我して子供が重症だが
議員が「わしを先に治療しろ」と駄々こねて「なら5000万払え」とふっかけて子供の
治療が終わるくらいに商談成立させて二人とも治療し子供の母親から「うちも5000万ですか?」
と聞くが「いやもう治療費はあの議員からいただきましたよ?」と
ごめんあまりにうろ覚えすぎるのでググったら『オペの順番』って話、飛行機じゃなくてフェリーでの話。
いい話なので読んでみては?ニコニコのアニメチャンネルだかで第一話の無料放送されている。

じゃねぇ!だからえっと格差社会が酷すぎる、まあ介護にこだわった話ではないがそして今更の話だが。
俺もそうだが金というのは人を狂気に変えるねだから俺の中では金より愛なんだよ、愛くれっ!ww

なので爺さんがあの状況なのに金の話でいろいろやり取りをして、
普通であったら「爺さんをよろしくお願いします!」なのに二の次だった俺に罰が当たるだろう
恐らく遺産は銀行に持ってかれる
「預かってる贈与?だってお前の爺さん死んだろ?
贈与の引き渡しは毎年本人のサインが必要だよ?生き返らせて連れて来な」
って多分今度言われる。報いだな。

あまり自由させすぎたのもね、せっかく去年料理できるようになったのに
手料理を振るまえなかったのがね。もしかしたら口にしたかも…と
だが親父実家は料理しない家なので器具がない、一式持っていくだけで大変だし親父にも言ったが
「コレットのつくるのがハンバーグとかなら親父(爺さん)は食わねぇよw歯がないんだぜw」

とこれも頑固なところで入れ歯すら頼らなかった、その為焼き肉連れてもらって牛角で培[つちか]った。
焼肉奉行魂を披露するもまだ生焼けの肉にペタペタ触るわレアな焼き加減で
「これ歯がなくてもいける柔らかいやつだよ」と入れても
「いやこっちがいい」と俺が楽しみにしていた、ちょっと焼きの入った上ロースを摘み
「これ硬いな、噛み砕けねぇや」と口に手を突っ込んで捨てる。
人の好意すらきかない(俺も爺さんの金だからって勝手に上ロース頼むのもあれだが)
「いやそれは俺ように硬い肉注文してたんだ箸つけないでくれ」といえば酸っぱい顔するし。
みんなやりたい放題、まあいい思い出として…飲み会だと絶対できないけどな!