2016年11月20日日曜日

日の母 十三輪 fin

なおその男はやはり冷たいらしく今は知らんが6月前は破局しそうになるほど話をしたようだ。
所詮男なんてそんなもんだ、ヤリ捨てられてんだよ。
そろそろそういう話をしたいんだけど、男の名前すら教えてくれない。
その冷たくされた時に一回「電話してやろうか?」って言おうと思ったんだけど
なんかもう怒りの有頂天だったのでそんなこと言う元気すらなかった。

これからも相手にする機会はないだろう…だがもし話せるならこの男に言いたい。
「うちのおかんの絞まりどうでした?小柄で松田聖子似で子宮もないから生で
やりたい放題で気持ちよかったでしょ?この度はおかんが迷惑かけてごめんなさい」って謝りたい。
こんな母親相手にしないほうがいいもん、ヤリ捨てて正解。



これが母の日の最終回。
今年の前半俺が『エルシャダイ』の『ルシフェル』の様に
「話をしよう」とよく言ったのは大事なことで
自分の一方的な意見や価値観を押し付けて生きてはいけない
必ず相手がいるんだから…今年は爺さんが暮れに亡くなりいろいろな人と話す機会が特に多かった
仕事上でもよく意識していることだったが
今年は特に重点的に意識し再認識すると同時にとても大事なことだと気づかされました。